講習内容とスケジュール
感想
第1回から第4回まで、6月分の講習が終わりました。
受講者は、経理担当の方々ですので、それなりに質問が出ます。
テキストに書いてあることを学びに来る、
というより、
テキストの内容のうち気になることを聞きに来る。
という人が多いような気がします。
つまり、こちらもテキスト通りに進めればいい!
という訳ではなく、臨機応変に対応しなければなりません。
スケジュールでは、
第1回の簿記の仕組みから第4回の元帳記入まで、
しかし、内容をかなり変えてしまいました。
ほぼ、全く違います・・・
いきなり2回目で、会計ソフトに入力するためには、どういう仕訳か?
ということを理解するために、演習をしてしまいました。
つまり、これさえ理解できれば後は会計ソフト頼み・・・
とすると第3回以降は、会計ソフトが自動的に行わない処理だけを教えればいい!
ということになります。
裏をかえせば、難しい内容だけが残ると言うこと・・・
自分の首を絞めたような気がしてきました。
裏話
実は、当初、税理士会の町田支部より依頼があった時は、
1回きりの講習会だと思い、気軽に引き受けました。
そして、法人会からテキストとなる書籍の相談を受けた際には、
気軽に「前回の先生と同じものでいいですよ」と言ってしまいました。
しかし、蓋を開けてみると・・・
全9回の講習会、しかもテキストは簡単すぎて、とても9回に分割する内容でない・・・
実務簿記というくらいだから、会計ソフト利用を前提として
「取引から元帳記入」というタイトルの講義は30分くらい考え方だけを
教えればいいのではないか?と思います。
仕方がないので、毎回、レジュメを配ることにしました。
配ったテキストには載っていない内容を説明するのですから、
→レジュメを作るしかありません。
実務に戻って、上司から「そんな事しか教えてくれなかったの?」と言われたら困ります。
→レジュメを作るしかありません。
税理士だからといって全て覚えている訳ではありません。
ただ税理士と名乗っている以上は、質問に応えられないという事態は避けなければなりません。
→レジュメを作るしかありません。
その為、毎週火曜日は夜遅くまで残業・・・
法人会にレジュメをメールした時間がそれを証明しています・・・
残り5回、頑張ります!